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Author:髭じい
 散歩道で気ままに写した写真を少しづつアップします。
 何時の日か、我がピンボケ写真館の「書棚」と呼べるようにと願っています。



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ユニークなコムクドリの子育て
  5月初旬、北大構内で巣作りを始めたアカゲラを、コムクドリ夫婦が絶え間なく攻撃を繰り返してしていました。何度も追い払われても、その攻撃はアカゲラの産卵まで続きました。
 しかし、アカゲラの雛の巣立ちで、ようやくゲットしたこの巣使用せず、別の巣で子育した何とも奇妙ななコムクドリ夫婦の記録です。雛の巣立も前代未聞のユニークなものでした。

s-DSF_0439.jpg早春、越冬地の東南アジアから渡って来たコムクドリ。こちらは雄で頬から耳羽後方にかけて茶色の斑があります。スズメより少し大きい体型です。

s-DSF_0416.jpgこちらが雌。頬に茶色の斑がなく、体全体がクリーム色をしています。食性は雑食性で、昆虫やクモを捕食したり、木の実を採食するようです。

s-DSF_1032.jpg大野池周辺の桜や梅の木に群れて、花弁を食いちぎっているところをよく見かけました。

s-DSF_9174.jpg桜が散る頃、北大構内の森で、アカゲラが巣作りを始めました。

s-DSF_2272.jpgこの様子ををじっと覗う雌。

s-DSF_1954.jpg雄は近くの枝で、ジエー、ジエーとうるさく鳴いたり、巣の周りを飛び回ったりして、アカゲラ父さんを挑発します。時々、仲間も応援にやってきて、樹上で騒ぎ立てます。アカゲラ父さんが追い払おうと飛び立った隙に、巣を奪取する作戦なのでしょう。これが、何日も、何日も続くのですから・・・。

s-DSF_3073.jpgアカゲラ父さんがイラつくのも当然です。でも、巣を離れるわけにいきません。離れた途端に、他のコムクドリに奪われかねないからです。

s-DSC_8878.jpgコムクドリ追撃は、アカゲラ母さんの役割でした。ケッケと鋭い声を発しながら、一羽に狙いを定めて、どこまでも何処までも追いかけます。どおせすぐもどってくるのに、本当に遥か遠くまで追いかけていきます。

s-DSF_7828.jpgこの巣はアカゲラ夫婦の守りが固くて、略奪なりませんでした。産卵後も、未練がましく巣の近くに居座り続けます。

s-DSF_6019.jpgそして、夫婦の留守を狙っては、巣穴を覗きます。中に入って悪さはしないものの、ヤッパ「覗きはいけないよ」。

s-DSF_7033.jpgアカゲラの雛が大きくなってからも、まじかに忍び寄ります。何とも、凄まじい執念ですね。

s-DSF_7839.jpg6月中旬、アカゲラが巣立ちました。さっそく、雄が残巣の清掃を開始、翌日には新しい寝具も搬入。ようやく、ここで産卵と思ったのですが・・・。

s-DSF_2631.jpgでも、雌は別の空き巣が気にいった様子。

s-DSF_8978.jpgこの巣の清掃を始めて・・・。

s-DSF_7986.jpg巣穴の中から、チェッ・ジェー、チェッ・ジェーと雄を呼びます。

s-DSF_8951.jpg「こつちがいいなら初めから言えよ」、夫婦げんかが始まるのでは、と思いきや。

s-DSF_8382.jpg雄は素直にこちらで作巣を開始。

s-DSF_8931.jpg雌も積極的に協力します(当然だよな)。

s-DSF_7989.jpgやがて、共に巣穴で過ごす時間が多くなりました。抱卵が始まってたのでしょう。

s-DSF_9574.jpg雌が帰宅する雄が外出、交代制のお食事タイムでしょうか。

s-DSF_9567.jpg番が巣の中で過ごすようになって10日ほど経った早朝、雄が餌を運んで来ました。耳を澄ますと、微かにチーチーと鳴く声が聞こえます。雛の誕生です。

s-DSF_0255.jpg最初の数日間は、餌運びはもっぱら雄が担当し、雌が巣穴に留まって雛の世話をしているようです。

s-DSF_9462.jpgその後は、雛の旺盛な食欲を満たすため、共に餌を運ぶようになりました。雛の鳴き声が大きくなって、順調に育っているようです。でも、巣穴から顔を出してくれません。

s-DSF_0273.jpg巣の清掃や糞の始末は、主に雄の仕事になっているようです。

s-DSF_0126.jpg雛の誕生から20日位経った早朝、10羽ほどの雌が巣の周りを飛び回ったり、巣穴を覗いたりしていました。

s-DSF_0111.jpg仲間の雌が集団で雛の巣立ちを促していたのです。

s-DSF_0106.jpgこの集団が一斉に飛び立った後、巣穴から雛の鳴声が聞こえなくなり、以来番も姿を見せませんでした。想定外の巣立ちでした。後日気が付いたのですが、写真の後ろに映っているのが、一度も姿を見せなかった雛のような気がするのですが・・・。

 それから、アカゲラの巣はダニなどの寄生虫が発生しやすいので、コムクドリはできるだけ清潔な巣を選ぶとのことです。雌の選択は結果的に正しい選択だったのでしょう。「我儘め」と思ったのは、髭じいの知識不足でした。


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