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Author:髭じい
 散歩道で気ままに写した写真を少しづつアップします。
 何時の日か、我がピンボケ写真館の「書棚」と呼べるようにと願っています。



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オシドリの季節(1)
 一面雪に覆われていた大野池に水面が顔を出すと、それを待ちかねていたように、今年もオシドリやってきました。
 池周辺で髭じいが目視できた数は、雄が7羽と雌が4羽。例年にも増して雄の競争率が激しいようです。

 嬉しいことに、粗野で未熟なバンダーに標識を付けられ、足を痛めてしまった昨年の雛鳥が立派に成長して、4羽もの雄を引き連れて帰ってきたことです(以下この雌鳥をリングちゃんと呼ぶことに)。
 それに、生まれたばかりの雛を、カラスに捕られて全滅した大野池のマドンナ、失意のブローチちゃんも、雄とペアーを組んで帰ってきたとのことです。

 今年もこの小さな池を舞台に、恋の駆け引き、雌同士の巣の奪い合い、逞しい子育てなど感動のドラマが展開されそうです。

 s-5.jpg5~6羽が群れて、わいわいガヤガヤと沼の上を旋回し、その一部が水面に降り立ちます。

s-DSF_0221_00001.jpg華麗に着水(そうでもないか)。

s-4.jpgそして、柔らかい初春の朝日に向かって羽ばたき。

s-0.jpg池の周りの残雪が水面に反射して、雄の美しさを際立たせてくれます。この時期ならではの光景です。

s-6.jpg雌は声高に鳴きながら舞い降りました。

s-2.jpgとりあえず、雄の近くによいしょっと・・・。

s-DSF_0500_00001.jpg人を気にすることなく、岸辺付近で体を休めます。この地で生まれ育ったのかもしれませんね。

s-3.jpg一方、雄は人の気配を感じると、沼の中央や対岸に移動します。

s-DSF_0714_00001.jpg沼の中央部は時折強い寒風が走り抜け、沼面に絶妙な紋様を生じて、季節感を漂わせてくれます。

s-DSF_9802_00004.jpg飛来して1週間ほど経つと、雄も雌に誘われて岸辺近くに来るようになりました。

s-DSF_0238_00001.jpgやがて、日当たりの良い水辺で憩う姿を見かけるように。

s-DSF_0211_00001.jpgそこに忍び寄る怪し気な影が。

s-1.jpg早くも恋のバトル開始です。

s-DSF_0144_00003.jpgこの日も雄雌の数が合いません。

s-DSF1_201705151727052a0.jpg川辺では、こんなモテモテの雌も。冒頭に紹介したリングちゃんです。

s-DSF2_20170515172706c7a.jpg『何事も過ぎざるは・・・・』の諺どおり、良いことばかりではありません。一羽の雄に好意を見せると・・・。

s-DSF3_2017051517270830e.jpg他の雄がやきもちを焼いて、なかには『可愛さ余って憎さ百倍』、リングちゃんに襲い掛かる輩も。

s-DSF4_20170515172709f06.jpg羽根に噛みつかれ、悲鳴を上げるリングちゃん。

s-DSF5_201705151727106ee.jpg他の雄が中に入ってことなきを得るも、怒り収まらぬリングちゃん。「バカ・バカ、お前なんか一番嫌いさ」と叫んでいるようです。呆然とたたずむ右側の雄、なんとなく身につまされます。

s-DSF6.jpgところ変わって、別の雄がリングちゃんにプロポーズ。

s-DSF7.jpgそれに気づいた他の雄が怒り心頭。大野池が激しいバトルの場に。

s-DSF8.jpg互いに攻撃を繰り返すこと数分。

s-DSF9.jpgプロポーズした雄が逃げ出しました。

s-DSF10.jpgその隙にリングちゃんに言い寄る別の雄。たまらずリングちゃんも逃走。以来、しばらく姿を見ませんでした。

s-DSF_2560_00002_201705161444330a2.jpgペアーが成立した他のカップルは・・・。

s-DSF_2525_00001_20170516144435b00.jpg確認のご挨拶のように、交互に首を上下させて

s-DSF_2528_00004_201705161444372d8.jpg雌が受け入れの態勢をとって、その上に雄が乗ります。

s-DSF_2531_00007_201705161444394e7.jpgこれを日に何度か繰り返すのが、おしどり流交尾です。

s-DSF_2658_00002_20170516144439236.jpgこちらでは、雌が雄を誘っています。

s-DSF_2666_00004.jpgオシドリの場合、雄よりも雌の方が積極的なようです。

s-DSF_2671_00005.jpg他のカモ類(かなり乱暴)に比べて、雄はとても紳士的です。

s-DSF_1467_00002.jpgこの時期、オシドリ夫婦にとって、産卵のための洞の確保が死活問題です。しかも、北大構内では必要以上に大木の伐採が行われており、オシドリの住宅難は年毎に厳しさを増しています。

s-DSF_0555_00004.jpg雌同士がお互いをけん制しあい、時には格闘もどきの争いをしながら物色します。

s-DSF_1543_00006.jpg複数の雌が、入れ替わり立ち代わり訪れた結果、結果的に利用されない洞もかなりあります。天敵のカラス対策ができるか、雛を無事に安全な場所に誘導できるかなどが、点検ポイントと思われます。

s-DSF_0535_00001.jpgこれまで使用された形跡がない洞ですが、今年は・・・。

s-DSF_0322_00002.jpg昨年まで見向きもされなかった巣箱に、数羽の雌が群がる場面に遭遇。かなり激しい奪い合いでした。それだけ住宅難が深刻なのかもしれません。

s-DSF_1379_00004.jpg雌同士の小競り合いを、近くの枝から心配そうに見つめる雄。時には奪い合いに参戦することもあります。

s-DSF_2187_00001.jpg5月初旬、それぞれがしがらみを乗り越えてペアーを形成、落ち着きを取り戻したかに見えた河川の外れで、大声でいがみ合うオシドリを発見。リングちゃんを巡っての2羽の雄の戦いでした。とはいえ、リングちゃんは既に相手を決めているのに、それを良しとしない雄が、しぶとくストーカー行為に及んでいるといった図式のようです。

s-DSF_4014_00001.jpg「あんたは嫌いなの、邪魔しないで」と、リングちゃんが猛烈に抗議。

s-DSF_2348_00002.jpgリングちゃんの声援を受けて、襲い掛かる雄。ストーカー君はサッと体を躱して、距離をおきますが・・・。

s-DSF_3458_00001.jpgほどなく近間の岩陰から様子を覗っています。何としても、リングちゃんを諦められないようです。

s-DSF_2469_00001.jpg池に現れたリンクちゃん夫婦がが交尾の体制をとると、すかさずストーカー君が邪魔をします。

s-DSF_2483_00003.jpgすわぁー、バトル開始と思いきや・・・・。

s-DSF_2006_00003.jpgストーカー君、さっと体を躱して、逃げだします。

s-DSF_4027_00002.jpg河川に戻っても追いかけごっこが続きます。

s-DSF_4030_00003.jpgこの日も陸上でストーカー君が追いかけられていました。

s-DSF_4035_00001.jpg諦めきれず、木の上からリンクちゃんをじっと見つめるストーカー君。ここまで徹底されると、ひげ爺としては憐憫の情が沸いてしまい、「他に選択肢がないのかね」と声の一つもかけたくなります。

s-DSF_4705_00006.jpg5月中旬、抱卵の季節を迎え、大野池周辺で雌の姿を見ることはほとんどなくなりました。それに伴い、手持ち無沙汰気の雄が群て行動する姿を目撃する機会が多くなりました。「昨日の敵は今日の友」か。

s-DSF_4723_00005.jpg一列縦隊で散歩する姿も。なんともユーモラスな光景です。

 あと2週間もすると、雛を連れて雌鳥が大野池に戻って来るはず。そろそろ、秋に1羽でも多くの若鳥が南に向かって飛び立つことができるよう、カラス撃退策も考えなければ。

     世の中に 絶えてオシドリのなかりせば 初夏の心は のどけからまし (ほぼ盗作)
 
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