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髭じい

Author:髭じい
 散歩道で気ままに写した写真を少しづつアップします。
 何時の日か、我がピンボケ写真館の「書棚」と呼べるようにと願っています。



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キタキツネ今年の恋は・・・・・後編
 この冬、前編の放牧地に隣接する大規模な農地で、しばしば別のキツネの姿を見かけました。しかしこのキツネ、とても警戒心が強く、カメラを向けようものならば、脱兎のごとく遠くに逃げてしまいます。

 ようやくカップルが成立て安心した矢先、なんと雌キツネの関心がこの神経質なキツネの方にに移ってしまったのです。
 おかげで、遠くの街並みまで見渡せる大雪原を、重たいカメラと短い足を引きずりながら這いずり回る羽目に。 老の身に 労のみ多き 覗きかな 

s-DSF_4248.jpg彼が雌ギツネの新たなターゲット。迷惑そうに、こちらををにらんでいます。

s-DSF_4008.jpg雌キツネもかなり離れた場所から、慎重に様子を覗います。

s-DSF_5863.jpg3日後、その距離が微妙に縮まっていました。

s-DSF_4035.jpg翌日には、雄ギツネに追いかけられる(又は追いかけさせる)姿を目撃。

s-DSF_6388.jpg若いキツネの元にも時々立ち寄りますが、雄ギツネの気配を察すると、サッサとそっちの方に行ってしまいます。

s-DSF_4042.jpgそして、ご覧のようなスキンシップ。若いキツネはそれを見ると、何事もなかったように自分の塒に帰ります。

s-DSF_4112.jpg雌キツネがこの農地を訪れるようになって2週間ほど経ったある日、雄ギツネが強引にアプローチする場面に遭遇。

s-DSF_4114.jpgしばし、猛犬の喧嘩のような声を発しての攻防が続いて・・・・。

s-DSF_4113.jpg最後は、雌キツネが猫パンチならぬ、キツネパンチ👊を浴びせ・・・。

s-DSF_6374.jpg一目散に退散。若い雄と勝手が違うので、慌てたのかもしれません。

s-DSF_5868.jpg翌朝、何事もなかったように雄ギツネにくっ付て歩いていました。

s-DSF_5854.jpgそれに、こんなラブラブな姿も。上向きに寝ているのが雌キツネです。ちなみに、このカップルの雌雄の識別は、尾の先っぽです。先端が真っ白いのが雄、灰色っぽい方が雌です。

s-DSF_4028.jpg2月中旬の早朝、いい雰囲気が漂い・・・・。

s-DSF_4016.jpg雄ギツネの優しい愛撫に、まんざらでもなさそう。

s-DSF_4027.jpgさらに、雄ギツネが執拗にアピール。

s-DSF_4025.jpg今度は雌キツネが受け入れ、めでたくゴールインか。

s-DSF_8060.jpgひと月後、柔らかい日差しを受けてくつろぐ雌キツネ。あれー。

s-DSF_8061_201704191101169ab.jpgおっぱいがハッキリ見えます。若いキツネ・神経質なキツネどちらの子かは分かりませんが、妊娠間違いなし。

s-DSF_8191.jpg若いキツネには強引に、神経質なキツネには科を作って恋を成就させた雌キツネ。その後は、「関係者以外立ち入り禁止」のゾーンで、出産に備えている様子で、なかなか会えません。金網越しで数回見かけただけです。

s-DSF_1402_00001.jpgもう今頃は出産期を迎えたはず。髭じいとしては、ゲート前から無事な出産を祈るとともに、子供をつれた雌キツネに再会できる日を、髭をながーくして待つばかりです。


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キタキツネ今年の恋は・・・・前編
 
 数年間冬期を過ごした放牧地から母さんキツネが姿を消して1ヵ月、既に恋の季節到来なのに、若い雄キツネがのんびりと母さんキツネが使っていた塒で過ごしていました。
 この分では、今年はもう恋のドラマに立ち会えないとものと諦めかけていた矢先でした。意外や意外な展開が・・・。

s-DSF_4665.jpg放牧地全体を見渡すことができ、三方の森に続く安全・安心な塒です。

s-DSF_6741.jpg1月末、放牧地をじっと観察する見慣れないキツネ。

s-DSF_7072.jpg日を追って慎重に間合いを詰めている様子。

s-DSF_3272.jpgついに、若いキツネのテリトリーに侵入。先ずは無関心を装って、通り過ぎ・・・・。

s-DSF_3286.jpgしばらく時間を置いて、微妙な距離で位置取り。若いキツネは、瞼をぴくぴくしながら寝たふり。侵入者が人や車の気配を察して放牧地を後にするまで、間双方ともに目を合わせることはありませんでした。

s-DSF_8964.jpg2日後、侵入者が大接近。

s-DSF_8966.jpgなんと、若いキツネが子犬のようにキャンキャンと鳴き騒いただめ、侵入者はすごすご退散。若造とはいえ、軟弱過ぎないかな。

s-DSF_8812.jpg数日後、侵入者の前で固まってしまった若いキツネを発見、髭じいも死んだふりをして、息を殺して観察。

s-DSF_8817.jpg何かをそっと語り掛ける侵入者。

s-DSF_8815_20170407141701135.jpg背中を優しく擦って・・・。

s-DSF_8816.jpg後ろから抱きつかれた途端に、悲鳴を上げて逃げ出してしまいました。ああーあ、しっかりしろよな。

s-DSF_3956.jpgそして、粉雪降り注ぐ寒い朝、放牧地の外れで、哀れっぽい鳴声。やっぱりあの2匹でした。

s-DSF_3954.jpg腕に噛みついて脅したり・・・。

s-DSF_3955.jpg怯える若いキツネにそっと寄り添ったり、雄心を知り尽くした言い寄り方なのかも。

s-DSF_3968.jpg侵入者の努力で、ついに心を通わせあった様子。あとはめでたく結ばれるのを祈るばかりです。

s-DSF_9213.jpg日の出とともに、仲良く雄キツネのテリトリーを散策。

s-DSF_3996.jpgもう、雌キツネのスキンシップを恐れたり嫌がったりしてませんね。

s-DSF_4002.jpgそして、お返しのキッス。雌キツネも満足そう。

s-DSF_7838.jpg雄キツネの塒でこうした光景をしばしば見かけるように。ここまでくると期待は大きく広がります。

s-DSF_6890.jpg人目も憚らず愛撫を受ける雄キツネ。

s-DSF_6885_20170415124129cb9.jpg髭じいのニアミス、雌キツネを怒らせてしまいました。それにしても、締まらない雄キツネの表情、しっかりしろよ。

s-DSF_6909.jpgそして、放牧地の中央、待つこと1時間。髭じいの予感通り・・・・。

s-DSF_4353.jpg雄が意を決してアタック、雌キツネもビックリ顔。

s-DSF_4351.jpgよしよし、若造もやるときはやるんだ。見事ゴールイン。

s-DSF_4347.jpgともあれ、カップルの成立を祝して、はいポーズ。雄キツネの顔が「どうだ、まいったか、髭じい」と語っているようですね。
 でも、想定外の展開が恋路の常。どんでん返しの第2幕が待っているのです。
 後編に続く。