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Author:髭じい
 散歩道で気ままに写した写真を少しづつアップします。
 何時の日か、我がピンボケ写真館の「書棚」と呼べるようにと願っています。



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オシドリ達の恋の行方は(2)
 今春、大野池に飛来したオシドリをご紹介して、早やひと月半を経てしまいました。
 この間、私が知る限り、北大構内の「オシドリ達の恋の行方は」、結果的に4組のカップルが成立しています。そして、産卵前の洞の奪い合いや、抱卵中の雌への健気なエスコート、天敵から雛を守る母鳥の強い愛情などを観察できました。
 残念ながら、うち2組は巣立ち直後にカラスに襲われて壊滅しましたが、2組の母子世帯が互いを牽制しながら、母さんオシドリが確りと雛を育てています。

s-DSF_0264.jpgお互いの不倫を問うことなく、穏便に元のさやに戻ったトモエとヨン、わが物顔で池の周りを散歩しています。

s-DSF_0281.jpg大野池につながる川の上流でよく見かけるカップル。時々、トモエとヨンの視察に池に現れます。カップルの成立過程はわかりませんが、雄はデコでもヤサでもないことは確かです。

s-DSF_0288.jpg4月中旬頃から時々大野池の周辺で見られるようになった新参カップル。

s-DSF_0561.jpgゴールデインウイーク直前の早朝、3組のオシドリが池の上を飛び交い、激しく牽制しあう場面に遭遇しました。

s-DSF_0346.jpgやがて、至近距離でのにらみ合いが始まり・・・。

s-DSF_0594.jpg雌同士が甲高い声で威嚇するなど、三つ巴の緊張が極度に。

s-DSF_0567.jpgしかし、どの番も一歩も引きません。

s-DSF_0568.jpgそして・・・。

s-DSF_0601.jpgついに、トモエが実力行使に。

s-DSF_0639.jpgこのスキに乗じて、1羽が巨木の幹に飛び移り、その木の洞に直進。それにしても、オシドリがキツツキのように木の幹に止まることができるとは驚きです。

s-DSF_0644_201607201418126d2.jpgこれを機に雌同士の洞争奪戦が開始。

s-DSF_0647.jpg互いに体をぶつけ合い、蹴とばし合いの激しい攻防です。営巣場所が少なったことによる悲しい戦いなのでしょうね。

s-DSF_0705_20160719220116623.jpg数分間の激闘を制したのは、えーと・・・・。どの雌か分からなくなってしまいました。

s-DSF_1959.jpgこの頃から、雌たちの旺盛な採食と、それをガードする雄たちの姿を、ここそこで見るようになりました。産卵準備が始まったものと思われます。

s-DSF_2560.jpg子育てに無関心と揶揄され、評判がはかばかしくないオシドリの雄ですが、大野池では抱卵後も巣の周辺に留まって雌を守っています。

s-DSF_1225.jpgそして、雛が孵る近くになると、雄は巣から遠ざかるようです。ライバル同士が何事もなかったかのように、行動を共にすることも珍しくありません。

s-DSF_2601.jpgこれは、髭じいが撮った今年最後のヨンの写真。ヨンもトモエの抱卵を見届けて、美しい容姿のままどこかに去っていったものと思われます。

s-DSF_7768.jpg大学祭の喧騒のなかで、オシドリ親子が大野池で発見。しかし、その日のうちに行方不明になって、「見守り隊」皆が失意の最中、今度は生まれたばかりの雛がカラスに襲われたとの情報。翌早朝からの捜索で、川辺の暗闇に潜む4羽の子連れのオシドリが発見されました。

s-DSF_8068.jpg発見直後に1羽が原因不明の死、母鳥の頭部の裂傷などから、カラスとの攻防の激しさが覗われ胸が痛みます。結果的に3羽が大野池デビュー、残った子の健やかな成長を祈らずにいられません。

s-DSF_8843.jpgそして6月末、あの洞から9羽の子が巣立ちました。現在、7羽が母鳥の愛情をいっぱい受けて、元気に育っています。

s-DSF_2460 他のカップルが抱卵を始めたころから、ブローチが彼氏を連れて戻ってきたとの情報が入るようになりました。「ブローチ」とは、昨年に見事12羽の子供を育て上げた誉れ高い母鳥の娘で、胸毛の中央に白いブローチのようなマークがある雛のことです。当時から湖畔のアイドルでした。 
 季節外れに、草地で交尾(オシドリは水中で行うものとされていますが)していたカップル、それがブローチだったようです。その後、ひと目につきやすい樹木に営巣したため、多くの学生や地域住民が目撃されており、髭じいも巣立ちを待ちわびていました。

s-DSF_0394.jpg池の周辺を異常な声を発しながら飛びまわるブローチを発見、嫌な予感が・・・。人づてに聞くと、ブローチの子供が洞から出た直後にカラスに捕られて全滅したとのこと。
 現場では、自称研究者が「近づくなッ」と大声で仕切って、皆がそれに従い、みすみすカラスの襲撃を傍観したそうです。
 人通りが多い場所ですから、雛たちが道路を渡るときのように、通行人が協力し合って、カラスを追い払ったならば、事態は大きく変わっていたかもしれません。それを思うととても残念です。
この地で生まれ育ったブローチが、巣立ちとはいえ、ひとを恐れたりしません。幹線道路沿いの木に営巣したことが何よりの証拠です。むしろ、ブローチは傍観した人達を恨んだのではないか、髭じいにはそんな風に思えてならないのです。

s-DSF_0323.jpg最近のブローチです。名残惜し気に、湖畔に現れては雛鳥に近づいて、その親から追い払われる姿が見受けられます。あの立派な母の娘なのだから、来年はきっと素晴らしい子育てをしてくれることでしょう。それを信じて、髭じいも来年の巣立ちのホローを真剣に考えますから・・・・。

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アカゲラ母子家庭の記録
 去年、見事なイクメンぶりを見せてくれたアカゲラ父さんが、今年も新たな伴侶を見つけて子育てに励んでいました。
 ところがある日、突然行方不明に・・・。巣を守るためにカラスとの激しいバトルを、幾度か目にしましたので、それが原因かもしれません。
 父さんに代わって、健気に子育てにまい進したアカゲラ母さんの頑張りに、心から拍手を送りたいと思います。

s-DSC_9058.jpg3月初めから、春の訪れを知らせるように、アカゲラのドラミングが北大キャンバスの森から聞こえていました。雪解けを待ちかねて観察に。枯れ木に向かって嘴をたたきつけていたのは、去年のアカゲラ父さんでした。

s-DSc_9111.jpg一方、エゾリスが越冬用に隠したクルミを次々に発見して、チャッカリごちそうになっている雌のアカゲラが、今年のヒロインです。

s-DSc_9120.jpg4月、雌の視線を気にしながら、今年も熱心に巣作りに励む父さん。

s-DSC_9170.jpgでも、今年は使い古しの巣のリューニアルのようです。大丈夫かな。

s-DSc_9171.jpg作業を見つめる目つきが厳しいぞ。

s-DSc_9172.jpgこれで完成。父さんは自信満々で、雌を誘導します。

s-DSC_9173.jpg近づいて、じっくりと観察。

s-DSC_9173a.jpg中に入って、住み心地を入念に確認。お気にめしてくれたようです。鳥の世界も、リューニアル・ブームかぁー。

s-DSc_9174.jpg以来、協力して内装工事も終えて、やがて抱卵も始まったようです。

s-DSF_6390.jpgと同時に、カラスの執拗な攻撃に会うことに。

s-DSF_3074.jpg身を挺して、巣穴を守る父さん。

s-DSF_4055.jpg母さんが巣穴に出入りするようになって半月、雛が孵ったようです。巣に餌を運ぶ夫婦の姿を見かけるようになりました。そして、やがて巣の中から、元気に餌をねだる複数の雛の声が聞こえるようになりました。

s-DSc_9178.jpg餌をせっせと運ぶ母さん。


s-DSF_3790.jpg巣の清掃に余念のない父さん。

s-DSF_2545.jpgところがどうしたことか、この映像を最後に父さんの姿がありません。

s-DSc_9255.jpg食欲旺盛な子らは、競い合って餌をねだります。

s-DSF_3782.jpg巣から体を乗り出して餌をほおばる子。母さんだけで、子供達の食欲に応じ切れるか、とても心配です。

<s-DSF_3794.jpgその上、父さんの役割だったカラスから巣を守ることもしなければ・・・。

s-DSc_9176.jpgそして、巣の清掃も・・・・。雌のアカゲラが子供たちの糞を咥え飛び立つのは、珍しいことです。

s-DSF_6012.jpgお疲れ気味なのが、遠目からも覗えます。

s-DSF_6439.jpgショッキングな映像ですね。ミイラ化した雛の死骸を必死に運び出す場面。

s-DSF_6565.jpg雛の鳴声が聞こえて2週間ほどたったころから、餌やりの回数が少なくなりました。

s-DSF_6755.jpg餌を持たずに巣の入り口に止まることも。巣立ちを促しているようです。昨年は父さんの役割でした。

s-DSF_7420.jpg時には美味しそうな餌を咥えて、巣の周りを飛び回ったり・・・。

s-DSF_7430.jpg少し離れた場所から呼びかけたりします。
s-DSF_7730.jpg最初の一羽が意を決したように、森の奥に向かって、一直線に飛び出して行きました。

s-DSF_7739_20160705151324619.jpgその2日後、最後のもう一羽は巣から地面に落下、少しづつ巣穴近くまでよじ登り、そこから、森へと飛び立ってきました。

  今も時々、森の奥からアカゲラの幼鳥と親鳥が鳴き交わす声が聞こえます。まだまだ、母さんの苦労が続いているのかもしれません。でも何はともあれ、髭じいとしては「ご苦労さん。ありがとう」の言葉を捧げたいと思います。